こんにちは、４０代サラリーマンの補佐代理です。
昨年の暮れまで僕は絶望の中にありました。今の仕事が嫌で嫌でやめたくて仕方がなかったのです。とはいえ僕には妻も子もおり年齢は４１歳。転職するにしても年齢的にいい条件は少なくなってきているし、転職先でさらに労働環境が悪化する可能性もあります。
補佐代理会社辞めたい、けど辞められない…
長年営業をやってきましたが転職に有利なスキルや資格も持ちあわせておらず、何より妻や子供の生活もありますので失敗はできない。じゃあ会社は辞められないな・・。
こういう考えが頭の中で何十回とループして毎月が終わる、そんな日々を過ごしていました。
そんな絶望の中に一筋の光がさしたのは副業の存在でした。
あ、副業で稼げばいいんだ
副業で稼ぐことができたら会社を辞められるかも。そう考えられるようになると気持ちがすごく楽になりました。
だいぶ省略してしまったので副業することと会社を辞めるがつながらないと思いますので以下説明していきます。
副業から起業という道筋もある
副業という言葉からもおわかりのとおり『本業』あっての副業です。副業をやってる時点で本業である会社＝今の嫌な仕事をやめられてないじゃないかとご指摘を受けそうですね。
その通りです。４０歳をこえた我々は勢いでやめるには背負うものが大きくなりすぎました。段階的にかつ計画的に着実にことをすすめていきましょう。手順はこうです。
ここが一番しんどいです。僕も今ここです
- ここでの収入の目安はだいたい手取りの１/３に設定
- 副業で安定的に稼げるようになったら副業時間を確保するため転職する
- 転職が成功すればここで今の仕事を辞めるという目標は達成
- このステップでは完全な雇われ人生からの脱却のため稼ぐ力を増大させる
- おめでとうございます。雇われ人生から卒業です。
※３５万円は目安です
いきなり今の仕事を辞めると当然ながら収入がゼロになるので辞められないですが、本業をやりつつ副業を実践し副業で稼げるようになったら起業する。これであればリスクはかなり低減できます。
もう少し現実的には本業と副業を平行し、副業で本業の１/３の収入を稼げるようになったら今の仕事を辞めて副業の時間を確保できるような仕事に転職するというものです。そんな都合のよい転職先がみつかるのかと思われますが副業で稼げるようになった分、本業に求める収入は下げることができるので選択肢は広がるはずです。
実際にこの方法で脱サラした講師の経験談に勇気づけられた
副業である程度稼げるようになったら時間の確保がしやすい残業のない会社へ転職するという方法は実際に激務の正社員を経て脱サラを成功させた方の経験談からヒントをいただいたものです。
Udemyという動画で学ぶオンライン講座サイトの野口渉さんという講師の方の動画『好きなことで毎月７桁以上を目指す！個人ビジネススキームマスターコース｜好きなことを見つけて好きなことで生きていく方法』でこの考え方に出会い、具体的にサラリーマンを辞める道筋がみえてとても勇気づけられました。
この手順を実践して僕もサラリーマンを卒業し、同じ悩みに苦しんでいる４０代の家庭をお持ちのサラリーマンの皆さんに微力ながら方向性を示していきたいという思いで今取り組んでいます。
起業するのに年齢は関係ない
僕は１年後に副業の時間を確保するため残業の少ない会社へ転職すると決めているので転職サイトに登録していますが、やはり年齢の壁というのは存在します。多いのは年齢制限３５歳までの求人ですね。キャリア育成のためとかいう理由です。
要は会社は都合よく文句もいわず働いてくれる人材を求めているので、経験値が高く人格形成が完了してしまっているベテランは自分色に染めにくいので敬遠したいと僕は解釈しています。モノ覚えが悪くなり体力が衰えてくるといった物理的なマイナス点はもちろん認めざるを得ませんが。
その点起業をするとなれば年齢は関係ありません。モノを売ることに年齢は関係ないからです。欲しかった最新のスマホが割引で売っていたので買いにいったらレジのおじさんが４０歳をこえていたから買うのをやめたなんて話きいたことありませんよね。
もともと商売において年齢制限などないのです。それを４０歳をこえたからランクを下げて働かせて下さいなんてへりくだる必要なんてないんですよ。雇用する側のすり込みですので真に受けるのはやめましょう。
それが証拠に４０歳をこえてから起業し成功をおさめた人はたくさんいます。ケンタッキーフライドチキンのカーネル・サンダースさんは６５歳で創業しておられますし、GAPの創業者ドナルド・フィッシャーさんは４０歳で小売業の経験ゼロからGAPの立ち上げに成功されています。
起業するのに年齢は関係はありませんし、定年もありません。これからの時代に一番適した働き方ではないでしょうか。
副業で月１０万円は稼げることを知る
とはいえ、副業で稼げるのかと不安はあります。ただ人間とは遠いものは大きく感じ近いものは小さく見えるもので、僕が昨年末に学生時代の友人と定例の忘年会をしたときに、ふと友人のひとりが最近副業で月に１０万円稼いでいると話だし食い気味にきくと頑張れば働きながらでも副業で２０万円くらいはいけるかなと男前な顔で語っているではありませんか。
それまで副業は特殊な何かができる人がやるものだと思っていましたが、身近なごく普通の会社員の友人が月に１０万円稼げるのだったら自分もいけるにちがいないとがぜんやる気になりました。
できるかどうかは未知数だけど楽しいと思える時間ができた
昨年末に友人が副業で稼いだ話をきいてすぐ行動を起こし今で約２ヵ月がたちました。動画編集を勉強しブログを書き木工制作で１つモノが売れました。
まだまだ成果とよべるものではありませんが、この２ヵ月で得たものがあります。それは副業をがんばっていけば雇われの人生から脱出できるかもしれないという希望と本業をおえてからの副業をする時間が１日の楽しみとなったことです。
会社なんてやめられないという絶望の中にあった灰色の人生に希望の光と、予期していなかった副産物として副業をする時間が楽しみであり人生に色を与えてくれています。
たとえ計画通り会社員をやめれなかったとしても今の僕には副業があるということが大きな支えとなっているので、これだけでもやりはじめてよかったなと思っています。当然今後も計画通り雇われの人生を卒業するために日夜積み重ねていきますので都度報告にお付き合いいただければ幸いです。