新型コロナウイルスの影響で不要不急の出張・会議は控えるようにとお達しがでていた20年度の5月頃、わが社でもweb会議を実施することとなりインフラの準備を整えることに。
インフラといってもパソコンにはwebカメラがもともとついているし、会議を行うチャットツールはTeamsを使うとのことなのでこれも、もともとパソコンに入っています。
今回の会議は東京本社と全国各支社間で行う会議で、それぞれ会社に出社するため、一人だけ参加ということではなくweb会議はやったことがないけどまぁいけるだろうと余裕をこいて会議前日に。
その日交代で出社していた上司とたまたま一緒になり、web会議やったことないから試しとくか的なノリで2人でTeamsを立ち上げつないでみました。
「あれ、映像でないな」「声がでない、あ、ミュートになってる」などお決まりの初期トラブルを経てなんとかWeb会議で意思疎通ができるくらいにセッティングができました。
しかしここで、きぃぃーンっていうハウリングが。
自宅でパソコン1台であればよいのですが、複数のパソコンで音声を出してマイクで拾うとどうしてもハウリングしてしまいます。
音声もパソコンのスピーカーだと聴き取りづらく感じました。実際の会議は10名以上いますので、映像はともかく音声がこれでは会議に集中できないなと。
というわけでイヤホンマイクを買うとこになり、時間もないのでネットで注文もできず、とりあえず100均にあるやつで試してみるかとなりダイソーで300円で売っていたイヤホンマイクを人数分購入。
このダイソーで買った300円のイヤホンマイクが予想以上に使える!ということで実際web会議に使用した感想をレビューしたいと思います。
商品仕様・外観
Web会議に実際に使ってみてどうだったのか?
web会議当日は各所から参加ということもあり、各々が多種多様なイヤホンマイクを装着しているのが画面上で確認できました。
イヤホンマイクを着けていない参加者は誰一人いませんでしたので、前日に気づいてひとまずよかった。
さて、web会議がはじまって最初は本社の議事進行係がしゃべっているのをきくというパートです。
画面ごしに高性能っぽいヘッドセットでしゃっべっている声をヒアリングすることに300円イヤホンマイクは十分役割を果たしてくれました。イヤホンなしと比べてかなり聴こえやすい。
問題はこちらの声がこの300円イヤホンマイクによって届くかというところ。開始2分で出番がまわってきました。マイク部分が口から遠いと感じていたためマイクを口に近づけながら発言。
東京本社さんは問題なく聴こえている様子。同じ支社から参加していた上司が300円イヤホンマイクで発言したのをパソコン経由300円イヤホンマイクごしにききましたが問題なし。
上司はマイク部分を口に近づけずにそのまま垂らした状態でしたが普通に聴こえました。
3時間のweb会議の中でハウリングすることなくスムーズに議題に取り組むことができました。
会社使いのパソコンにはBluetooth接続より有線の方がよい理由
最近の会社のパソコンのセキュリティ対策については以前に比べ各段に厳しくなっています。USBでのデータのやり取りは禁止というのはもはや常識となって久しい昨今。
アプリやソフトのインストールにまでいちいち会社の権限が必要となっています。
Bluetooth接続について、デバイスの追加をする際に自宅PCでは簡単にできるのに会社PCでは複雑で面倒なので、有線のとてもシンプルなこのイヤホンマイクが非常に使いやすいのです。
最新のパソコンでもイヤホンジャックはありますから、そこに差し込むだけというのは簡単でありがたいですね。※対応していない機種もありますのでご確認下さい。
セキュリティーや手間に加えて、有線の方が良い理由はWeb会議に使う場合に無線であるメリットがあまりないということもあります。
Web会議中はパソコンの前にずっといますし、Bluetoothだと充電切れも気になったりします。あと重量が軽い点も長時間装着する上では重要だと感じました。
まとめ
300円イヤホンマイクを使ってみての感想としてはweb会議で意志疎通をはかるくらいはこの商品で十分です。別に高音質の音楽を聴くわけではないので。
300円という価格の安さもあるので仮に失敗してもダメージは少ないのでイヤホンマイクを購入を検討されている方は一度試してみてはいかがでしょうか。