こんにちは、補佐代理です。
パソコンの動作が遅い原因を調べていくと、『Windows Modules Installer Worker』というプロセスにたどり着きました。タスクマネージャーで確認するとどうもこれが原因のようです。
ディスク100%という異常な値になっておりこの間パソコンの動きが遅くなり、エクセルも開くまでかなり時間がかかるというありさまでした。
Windows Modules Installer Workerをどうにかできればパソコンが重い現象が解消できるはず!ということで下記に書いていきます。
Windows Modules Installer Workerは停止してはダメ
Windows Modules Installer Workerが何か悪さをしてパソコンの動きが遅くなっているのであれば、単純に停止してやればいいじゃないかと思ったのですが、
どうもWindows Modules Installer WorkerはWindows Updat(Windowsのアップデート)に関係したプロセスで途中で停止してしまうと不具合が生じる可能性があり、最悪の場合Windowsが壊れてしまうようです。
よくわからないけど、作動中はタスクマネージャーなどで間違っても停止しないほうがよいみたいです。
停止してはダメだったらずっとパソコンが重いままじゃないかと・・。Windows Updateのたびに1時間くらい動作の遅いままでは気が狂ってしまいます。
対処法はWindows Modules Installer Workerと上手に付き合うほかない
結論を申し上げるとWindows Modules Installer Workerを止めることはできません。むしろWindows Updateという重要なことを実行しているわけですから正常に終えるのを待つしかありません。
ですが、Windows Updateを実行するタイミングを自分がパソコンを使わない時間にずらせば、例えば寝ている夜中に実行すればWindows Modules Installer Workerに遭遇することもなく快適にパソコンを使用することができます。
アクティブ時間を設定しPCを使っていない間に更新プログラムを入手する
Windows10の初期設定では、「アクティブ時間」に設定されている時間帯以外に再起動が行われます。
アクティブ時間とは自分が普段PCを使用する時間のことです。このアクティブ時間を設定することでWindowsに自分がPCを使う時間を知らせることができます。
これにより、PCを使用していない時間に更新や再起動をスケジューリングすることができるはずです。
●アクティブ時間の設定手順
①〔スタート〕→〔設定〕
②〔更新とセキュリティ〕
③〔Windows Update〕→〔アクティブ時間の変更〕
④〔変更〕から時間を設定する
PCをスリープ状態にすることで再起動を可能にする
アクティブ時間を設定することで自分が普段使用している時間帯に更新プログラムをインストールし再起動するということはなくなりましたが、アクティブ時間外で再起動して更新を完了してもらわないといけません。
PCの電源が入っていないと再起動はできませんので、スリープ状態にしておくことが必要です。
昔からPCを使っている方はシャットダウンをしないと気が済まないかもしれませんが、今のPCは毎回シャットダウンする必要はありません。
パソコンは毎回シャットダウンしないと壊れたりしないの?
心配な方もいらっしゃいますが、スマホは毎日シャットダウンしていますか?むしろシャットダウンなんて月に何回もしないですよね。でも壊れていませんね。
Windows Update更新配信日
Windows 10の更新配信は基本的に毎月第2水曜日(日本時間)の午前2時又は3時(米国のサマータイムによります)とのことです。
ですので、水曜を基本スリープにしておけば寝てる間に更新が終わっていることになります。
おさらい
Windows Modules Installer Worker自体は悪さをしているわけではなく、更新プログラムを実行する重要なプロセスとなりますので、決して作業中に停止しないようにして下さい。
Windows Updateに時間がかかる場合があるため、自分が作業している間に実行させないだけでこれが原因のPCが遅くなる事象は回避できます。
ただし、PCが遅い原因はWindows Modules Installer Worker以外にもたくさん可能性はありますのでご自身で確認しながら対策をしていってください。